トップページ » 2012年06月
2012年06月

乾きたい面々(その2)

梅雨とはいえ、ここ20日間ほど、ほとんど太陽を見ていない。
1日だけ晴れた日があったが、毎年こんなものだっただろうか?
雨と曇りの毎日で、久住の山も隠れてしまっている。

毛皮が湿ってじっとりと過ごしている面々のことは書いたが、
畑では葉っぱが乾く間もなく、じっとりと湿ったブドウたちががんばっている。
これだけの雨の中、病気にもならずにたいしたものだ。
ありがたいと思う。
1日でも、お日さまをいっぱい浴びさせて、のびのびと葉を広げて乾かしてあげたい。

作業は摘粒に入った。
ブドウの房の形を整える作業だ。
ひと房に、形や向きのいい40粒ほどを残して、あとはひと粒ひと粒ハサミで切り落とす。
気が遠くなるような、細かい作業が袋かけ直前まで続く。

畑で元気を出しているのはマメコガネ(小さなコガネムシ)だ。
ブドウの葉っぱが大好物で、雨などお構いナシに食欲旺盛。大事な葉っぱを瞬く間に穴だらけにしてくれる。袋かけが終わったあかつきには、テデトールを再開してコツの胃袋に入ってもらうからね…とにらみつつも、今は摘粒、摘粒!

人も動物もブドウも、ここが踏ん張りどころ。
あと一息、がんばろう!

ひなまるnekomarusennsei  at 04:33コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

乾きたい面々


FH000008
  リクエストにお応えして。
少し前のだけど、ひなまるの写真。このときはまだ可愛らしかった。
今は雨の中、土を掘り返してはどろんこのぐちゃぐちゃになって、べっぴんさんが台無し。
エネルギーが余りまくっているに違いない。うらやましい…。
クロちゃんとコツは年相応に落ち着きつつも、じっとりと恨めしげな眼差し。
陽射しが欲しい。
晴れたらみんなで毛皮を干そう!

ひなまるnekomarusennsei  at 22:45コメント(0) この記事をクリップ! 

台風に願う…

梅雨に入りバタバタと過ごしているうちに6月も後半になった。
1日の密度が濃くて、今朝何をしていたのかすら思い出せない。
スケジュールに沿って綿密に作業を進めないと、忘れていた!では間に合わない。
日々粛々と、時にはガムシャラに力技で作業をこなす。
種なし処理、摘粒、新梢の管理、雨が続くときは病気の予防…
1日48時間欲しい!
これに加えて台風対策までやらねばならないとなると…頭が痛い。
台風よ~、来ないでおくれ!

そんなパンク寸前の我が家に、唐突に可愛い新入りがやってきた。
野うさぎの赤ちゃん。卵サイズ!
カラスに襲われていたところを近所の人に助けられ運ばれてきた。
来たときは毛がボサボサでやせ細り、箱の隅で小さく硬くなっていたウサコ。
こんなに小さなうさぎの赤ちゃん、育つだろうか?

スポイトを使って、根気強く牛乳を飲ませ続けること数日。
ようやくなつき始めた。
今では、「早くちょーだい!」と身を乗り出してくる。
体もグングン大きくなった。
野生のものだから、ある程度大きくなったら自然に帰さねばならない。
でも、小さな体に大きくて真っ黒な目がとても愛くるしい
目まぐるしい日々の心のオアシス。
クロちゃん(我が家の大御所うさぎ)、存在感がすっかり薄くなってます…。
DSCN2235

ひなまるnekomarusennsei  at 00:05コメント(5)トラックバック(0) この記事をクリップ!