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2014年06月

親の心

ブドウとヒナは似ているってことに気づいた。
まず2人(?)とも顔を見ない日はない。
毎日声をかけ、見てさわって、手入れをしてやらねばならない。
お腹は空いてない?、水は?、虫は?、元気はある?…
いつも頭の片隅の数%は彼らで占められている。
でも可愛がるだけでなく、リーダーシップを見せつけて信頼関係を築いとかないと、ちょっと目を離したスキに「暴れる」。
北海道犬ヒナは独立心が強い。ラブラドールやゴールデンなどのフレンドリーな犬と違って、自分がリーダーに君臨する機会を虎視眈々と狙っている。ちょっと隙を見せると、力ずくで首位奪還を企てる。

ブドウは植物だから…と思うだろうけど、これがまた油断ならない。
他の木を見たりして数日間目を離すと、ここぞとばかりに暴れまくって枝を縦横無尽に伸ばしまくる。
どっちが主人なのか…。今のところヒトサマのほうが分が悪くて、ブドウに振り回され続けている。
たまには私たちも休ませてくださいよ。2人ともこんなに大事に育てているのだから。
親の心子知らずとは言ったもの。
あれ?私も耳が痛いような…
はさまれたヒナ


ひなまるnekomarusennsei  at 19:55コメント(0) この記事をクリップ! 

小さな旅

しとしと雨の中、メダカのおうちを偵察。
老眼だとちょっと厳しいくらいのコピっと小さな赤ちゃんメダカが泳いでた。
ふと顔を上げて見回すと、庭のあちこちからも小さな小さな気配が…。
それは人知れずひっそりと咲いていた庭の花々からのシグナル。
ここんところ明るいうちに家の周りを歩くことがなくて、気配を察してあげられんかったとやね。
ブドウもだけど、庭木だって人に見てもらうのを待っているみたいだ。
濡れるのも構わず茂み(庭なのにジャングル)をかき分けかき分け、
「あら〜、もう咲いとったと」と話しかけながら、ほんのひと時の小さな花旅に出かけた。
夏椿やまぼうし

ひなまるnekomarusennsei  at 13:08コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

5 to 20 で花セット終了

怒涛の花セット、滑りこみセーフで終了しました。
愛あるブドボラ(ぶどう園のボランティア)のみなさま、急遽動員願ったご近所さんがた、本当にありがとうございました。
また、遠隔地よりおやつの差し入れてくださった愛あるブドサポさま(ぶどう園のサポーター)、ごちそうさまでした。みんなで美味しくいただいた後は、燃えるエナジーとなって作業にしっかりと還元されました。

5月末からの異常な高温と乾燥のためか、ブドウの成長が一気に進み、呼びかけた作業会の期間内ではセットが間に合わなくなるというアクシデントがありました。
そこで私たちは連日朝5時〜夜20時過ぎまでひたすら枝を力技でねじ込み(この作業を「誘引」と言います。ホントに辛かった…)、セットはブドボラさんとご近所さんに助けてもらいつつ、まさに怒涛の花セットと相成りました。
晴れれば灼熱、降れば土砂降りでまるで苦行のような環境の中、文句一つ言わずに黙々とハサミを動かしてくださるみなさんの姿は、疲労で何度も挫けそうになった私に気合と支えをもたらしてくれました。

これから7月末の袋掛けまでは摘粒・枝の管理などまだまだ作業が目白押しです。
「5 to 20」これからも朝5時から日が暮れて手元が見えなくなるまでブドウと共に過ごし、美味しい実をつけてくれるよう精一杯体を動かしたいと思います。さぁ、明日も頑張るぞ!
 ↓ カエルが梅の木で一休み。おまえさんはのどかだね。
かえる


ひなまるnekomarusennsei  at 22:31コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ!