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2016年01月

かわいさ余って

このところ天気が悪くて畑に出れない日が多く、ブログの更新が好調だ。
それはそれで、少な〜い読者の方たちに近況をお知らせできて嬉しいのだけど、畑仕事のほうは借金が増えていっているようで恐い。返済可能な時点で巻き返しを図っておきたいところ。

さて、ひまにまかせて昔の写真を見ていたら、ヒナが我が家にやってきた頃の写真が出てきた。
赤ちゃんってカワイイなぁ。見るだけで脳内ホルモンがパ〜っと出るかんじ。
私は犬が好きで好きでたまらない。でもこの頃はヒナがなかなか言うことを聞かず、しつけに手こずっている気がして焦ってずいぶん怒った。ごめんね。
子育て中のお母さんたちも、赤ちゃんに対してイライラすることがあるらしい。明日のNHKスペシャルで仕組みがわかるようなので、みてみようと思う。

今見るとこんなに愛らしかったのに! よく怒ってたなぁ(ToT) 
赤ちゃんヒナ


ひなまるnekomarusennsei  at 19:32コメント(0) この記事をクリップ! 

心にも栄養を

やっておきたいことリスト、一時は4分の3くらい減った。
なのに、ちょこちょこ追加もあってまた元の長さに (ToT)
今日みたいな雨の日にはリストが減っていくはずが、現実逃避している。
で、先日の「雨の日計画」で行った県立美術館を、昆布茶をすすりつつ反芻した。

「神々の黄昏」と題された展示は、東洋と西洋のヴィーナスが大分で対面するというコンセプト。クリムトの「裸の真実」をメインに、宇佐で守り伝えられた古いヴィーナス像(木製の仏様)をたどって、神を感じる絵を巡る。
ホントのことを言うと、私の素人目線からだと「クリムトと仏像」の組み合わせはちょっと異質だった。芸術は難しい…と思いながら歩いていたら、感動は順路の後半にあった。
郷土の画家・高山辰雄の絵だ。
表す言葉を持たないのがもどかしいけど、今回展示されていた数点の絵の前に立つたび、すっと中に入って心が広がる感じがした。多くは何度も見たものなのになぁ。そいういう精神年齢になったということか。福田平八郎、宇治山哲平に高山辰雄。久住の画家・白壁康。どれも心をつかまれてしまう。(田能村竹田にはまだ精神年齢が届いていないようだ)
芸術、音楽、本。ときどき自分の感性に栄養をあげると、普段が飢えているだけにすごく楽しい。また行こう。


ひなまるnekomarusennsei  at 20:03コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

ヘビースモーカー

気温氷点下。ぶるぶるっ。
こんな日に張り切るのは、ヒナと園長。
ヒナは「走ってやる!走ってやるもんね〜!」とエネルギー満タン。
一方園長は「燻(いぶ)してやる!燻して食べるもんね〜!」と食い気満タン。

事の起こりは先月、民泊のお客さまから「ワインに合うし簡単に出来るよ〜」と自家製燻製をすすめられたこと。
次にお泊りのお客さまからも「自作の燻製器で作ったベーコンが最高!」と聞いて、急に興味を持ち始めた園長。お客さまがたまたまご近所だったので体験入門させてもらい、帰ってきたら設計図をひいていた。
…と思ったら、あっという間に燻製器が組み上がっていた。
さすが凝り性。というか食いしん坊。

それからというもの、雨や雪で畑に出れない日は燻製器に頭を突っ込み、目をシパシパさせて改良を重ね、ヘビースモーカー化している。
これが確かに美味しい。もう、市販のベーコンとスモークチーズは食べられん…。
美味しいんだけど、あえてヒトコト言わせてもらうなら燻製器が大きすぎ。
もっと簡易なものでいいのになぁ。家庭用(少量)には不向きです(ToT)

smoker


ひなまるnekomarusennsei  at 14:34コメント(2)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

いつものパターン

ただいま積雪10cmくらい、気温は−10℃。
思ったほどの降雪量ではなかったものの、出歩くのは危ないので1日自由時間となる。
こんな時こそやっておきたいリストが控えていて、何から始めようかとワクワクしていた朝。終わってみたらテ〜ンで何にも進んでなかった(ToT)

なぜなら、リストを横目で見ながらずっと台所にいたからだ。
毎日毎日3食作って、こんな時くらい料理はしたくないはずなのに、台所のスミに昨日もらった南瓜とキャベツが。
キャベツはザワークラウトとロールキャベツに。南瓜は煮つけに。一旦作り始めるとなんだか集中してしまって、他にも細々と。
雪が溶けたら、美味しい野菜をいただいたお返しに持って行こう。

というわけで、リスト消化は明日以降に持ち越し。
持ち越し感が出てくると、ワクワクは消えて一気に億劫になってくる。このパターン、私だけかな。
億劫が山積みになって、現実逃避を始める前に手をつけようっと。

雪の日

ひなまるnekomarusennsei  at 18:41コメント(2)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

春のお使い

本日の最高気温-2℃。
「冬らしくなれ」とは言ったものの、ここまで寒いと気分は落ち気味。
雪の中で元気なのは北海道犬のヒナだけ。
外の鉢にいる金魚やメダカが凍りついてしまわないか心配。
分厚い氷に熱湯をかけて(!)、穴を開けてあげた。これで息ができるだろうか?
宿根植物たちは、冷たく乾いた風に吹きさらされるよりは雪の下のほうが安全だ。

空気も道も凍りつく中、郵便屋さんが大きな箱を届けに来てくれた。
「はい」と手渡された箱は開ける前から華やかな香りを漂わせていて、封を開けた途端に部屋に春が来たようになった。香りの素は、心友の息子さんが丹精込めて育てているスイートピーだ。これがなんと、2ヶ月は咲き続けるというスーパーフラワー。不思議だ。なんで弱そうなこの花が、こんなに長持ちできるんだろう。
部屋は寒いけど、色とりどりの春の予感に心は少し温まった。

スイートピー

ひなまるnekomarusennsei  at 17:39コメント(2)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

小さな楽しみ

今日は天気予報があたった \(^o^)/
ニュースの最後に流れる週間天気予報をながめて、「今日こそは!」と待っていた雨。
午前中のうちからポツリポツリと降り始め、昼からはしとしとに変わった。
乾いた土にゆっくり染みこんでいく雨は優しい。
毎朝の霜と乾燥で土の表面が粉みたいになっていたから、根が浅い草花のことが心配だった。まずはひと安心。
堆肥まきで腕ガクガク、肩コリコリになっていた私たちにとってもありがたい臨時休業になった。

雨が降ってくると嬉しくなる。
「別に怠けてるわけじゃなくて、雨だから仕方ないんだもんね〜」と大手を振ってダラダラできる。昼寝だって読書だって良心の呵責なし。お天道さまがあるうちにゴロゴロするのは農民としてなんか後ろめたい。
春〜秋は雨が降ろうが風が吹こうが「そんなの関係ねえ!(古い)」と畑仕事だけど、冬の雨は体を休めて心をリフレッシュするための天からのプレゼントだ。

明日からはこの冬一番の寒気が入ってくるらしい。
めったにない雨&雪休みだ!
実は、この時を待っていたたくらみが…。

ひなまるnekomarusennsei  at 17:28コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

肩こりこり

ただいま堆肥まきの真っ最中。
機械といえば、10年以上前に中古で手に入れた運搬車だけ。
よって、堆肥を積むのも撒くのも、全ては園長の細腕2本が頼りだ。
でもそれじゃあんまりかなぁ〜と、私の細腕も2本追加。
1日中スコップを振るって、積んでは降ろし、積んでは降ろし…を繰り返していると、さすがの園長も肩こりこり。
私にいたっては、凝り過ぎで寝違えたみたいに首が回らない。
堆肥撒きは冬の苦行だ。でも、今日みたいに最高気温が10℃を下回るような日には…体が温まるから、まぁいっか。

見よ! この見事なスローイング

BlogPaint



ひなまるnekomarusennsei  at 20:22コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

求む!冬らしい寒さ

このまま春になってしまうのか、とドキドキ過ごしたお正月。
ようやく寒さに震えて、ホッと胸をなでおろした。
冬には冬らしくがっつり寒くなってもらわないと、ね。
気温が15℃を超える日が続くと、「あれ、もう春?」とブドウが勘違いし、眠りから覚めてしまうのだ。

ここに来てまだ10年だけど、この短い間にも冬の気温はずいぶんと変化した。
最初の年、朝起きると台所のスポンジや液体洗剤が凍っていた。
びっくりぽんだ!
ファンヒーターと火鉢とコタツをつけても室温は15℃以上あがらず(隙間が多すぎ)、寝るときは頭の先まですっぽりと寝袋に入ってさらに布団をかぶって寝ないと頭が凍る危険もあった(本気で)。
家が古かったことを差し引いても、「どんだけ寒いと〜」と震え上がった。

最近は−10℃まで下がることはまれだし、夏はクーラー要らずがウリだったのに、夜になっても気温が下がらず「本気でクーラー欲しい」と思う日も何日かはあるし、ブドウにとって気候は厳しい方向に進んでいる。
どのくらいまでの変化なら、人と植物の力で乗り越えられるのか?
試練を乗り越えたり、乗り越えられなかったりしながら、きっと道はあるんだろうと続けている。今年こそはお手柔らかに。
2016元旦


ひなまるnekomarusennsei  at 16:31コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

いい一年に

明けましておめでとうございます

上着がいらないほど暖かいお正月(というワリに着込んでます)
新しい年が皆さまにとって穏やかで実り多きものとなりますように
私たちの守り神の久住山と、やまぶどうワインで乾杯!

2016乾杯


ひなまるnekomarusennsei  at 11:17コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ!