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2020年03月

からまって

絡まりついて、イライラして、喧嘩が勃発する作業
ぶどう棚の全面にカラスよけのネットを張る作業を終えました。

カラスたちは食べるでもなく、ただ遊びで、面白半分で、
わたしが精魂込めて育ててきたぶどうを
1時間で200房落としたってヘーキな顔してます。
生きるか死ぬかで食べるのならまだしも
落として遊ぶなんて!
断じて、物理的に入園を拒否‼️します。

使用するネットのマス目は10センチ角。
小鳥やハチは何のためらいもなくスースー入ってきます。
できればご遠慮願いたい大食いのヒヨドリも入ってきます。

かれらはカラスのようにブドウで遊んだりしないので
消極的にではありますが、入園を許可しています。
天敵がいない畑で、安全にぶどうを堪能しているかもしれませんね。
収穫期ともなれば、ブドウの粒を全部食べ尽くされて軸だけ残ったのが棚下にいっぱい残されているので。
それでもカラスに遊ばれるよりは、小鳥やハチの栄養になったほうがまだ諦めがつきます。

フクロウやタカの仲間は大好きですが、彼らもネットを避けるので、棚下は野ウサギや野ネズミなどの安全シェルターになっているよう。
草で編んだまん丸の愛らしい巣や、コロコロのフンがあちこちで見つかります。

ネットは人間にも引っかかるところが厄介です。
ハウスの部品、草、作業着のボタン、帽子のツバ、道具入れ、小指の先…
数ミリのでっぱりに容赦なく引っかかります。
ネットを張るときは、わたしと園長でハウスの端と端から引っ張り上げるのですが、じゅうぶんなコミュニケーションがないとイライラMAXになって喧嘩が勃発です。
今回も3回やらかしました。

作業の様子の写真を撮りたかったのですが、それどころじゃなかったので写真はありません。
とにもかくにも、ネットを張り終え、家内安全が戻ってきました。 

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待ち焦がれて

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3月も半ばになると、友人宅の桜の開花が気になります。
玄関の前にドーンと、迫力の樹姿の枝垂れ桜があるのです。
まるで桜のシャワーの中にいるよう。

こんなに大きな美しい花木がもし自分のものだったら!
開花が待ち遠しくて、
さぞかし落ち着かないだろうと思います(羨ましい)。
満開の桜と美味しい珈琲とマフィンのおもてなしが、心にしみたひと時でした。

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わが家はというと、春のシンボルはミツバツツジ。
まだ冬枯れの木々の間でいち早く陽を受けて輝く花々を、遠景や接写で何枚写真に収めたとしても、満足のいく1枚が撮れた試しがありません。
今か今かとこの瞬間を待ち焦がれて、期待が大きすぎるのか。
小さな庭のあちこちで大なり小なり繰り広げられる花盛りをみのがすまいと、毎日が前のめりに過ぎていきます。


ひなまるnekomarusennsei  at 19:54コメント(0) この記事をクリップ! 

キウィ完食

ぶどうが本業ですが、
自分のために、ちょこちょこっとほかの果樹も植えてます。 

いちばん楽しんで恩恵にあずかっているのはキウィ。
11月にはひと冬分のキウィを収穫して
ビタミン補給に一人あたり毎朝1〜2個ほど食べます。

そのキウィも、乾燥したちっこいのがあと数個を残すのみになりました。
あぁ、春になったなぁ。

キウィの樹はあと数日で萌芽しそうです。
今年もたくさん実りますように。

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ひなまるnekomarusennsei  at 21:03コメント(0) この記事をクリップ! 

業務連絡です

今季の農家民泊は終了しました。
(毎年アナウンスが遅くなってしまいすみません)
11月に再開するまで、 しばしのお別れです。

このような不便なところに
春でも夏でも秋でもなく、冬にお越しいただいて
ワインを飲みながら楽しいひと時をご一緒できることは
私たちにとって大きな喜びです。

春から秋は、時間を惜しんで畑と家を往復してばかり。
ブドウの成長に追い回されない冬こそが
私たちの出会いの季節です。

お客さまたちはいろんなワクワクも運んできてくださいます。
外の世界の話題は、単調な日々の中にご褒美のような彩りをもたらしてくれます。

今季も心にたっぷりの栄養をつけて、明日からはワインと畑に集中!

秋に、また敬土庵でお会いしましょう。
(来季は石窯で焼いたピザをおともにワインを飲みたいものです)
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ひなまるnekomarusennsei  at 17:21コメント(0) この記事をクリップ! 

春の妖精

庭の春の妖精たちがほころび始めました。
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どの季節にもそれぞれの美しさがありますが
冬を過ごしたあとにくる春には
ひときわ命の輝きを感じてそわそわします。
写真の水仙は、親指の先くらいの小輪ですが香りがいい。

この季節になると読み返したくなるのが
カレル・チャペックの「園芸家12カ月」
「おっしゃるとおり!」といちいち膝を打ちます。

まいにち地面にはいつくばって
どこかに思いがけない草花の芽が出ていないか
昨日まで蕾だった花が開いてないか
庭の隅から隅まで確認してまわる時の胸の高鳴り! 

さて、わが家のシバ色の妖精さんは…
ひなたで毛皮をフワポカにしてました。
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春のぼやき

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3月に入った頃から
畑のあちこちに美味しい山野草が顔を出し始めました。
写真はキウィの株元にでたフキノトウ。

今年は何度も天ぷらでいただいたので
今日はフキ味噌にしました。
おにぎりに塗って焼くと美味しいんです。

ところで、畑のほうは剪定がようやく終わりました。
次はカラス除けのネット張りの大仕事が待っています。

ワインはいよいよ瓶詰めです。
今日は風が強くて畑仕事は厳しそうだったので
2019 収穫の小公子を1ロットだけ詰めました。

そして3月と言えば、地域活動の決算会や総会!

山にも里にも春の花が美しい季節なのに
お花見している時間がない。

ぜんぜんスローじゃないぞ。
田舎暮らし。


 

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相棒

先日の雛祭りで
ヒナは8歳になりました。

知らない人にも、知っている人にも
家族以外には心を開かない頑固なところがありますが
わたしにとってはかわいい相棒。

畑で作業をしているとき
足元に寝そべって枝をかじっている姿を見るだけで
脳内に幸せホルモンがピューっと出ます。

( ↓ 本当はもうちょっとカワイイんです!もちろんヒナが。)
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ヒナの目はアーモンドeye。
クリっとした目を縁取る茶色いまつ毛もかわいいのです。
助手席の足元がヒナの指定席。
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