トップページ » そっとしときましょう

そっとしときましょう

畑と家の花壇を荒らしているのは、やっぱりアナグマでした。
夜、不穏な気配を感じて庭に出てみると
ヒナが鎖を目一杯引っ張って、まだ大人になっていない中くらいのアナグマを追ってました。
アナグマは、ヒナがそこまで追って来れないとわかっているみたいで 腹立たしい限り。ヒナも悔しいと思うけどありがとうね。

畑にはアナグマやイノシシといった困った侵入者もいますが、可愛くて心和む居候もたくさんいます。
この時期の居候は、畑の草むらやブドウの枝のあちこちに巣をかけています。なんの鳥かわからないけど、鳥の巣です。
枝の間に巣を見つけると、管理をしたくても枝を動かせないばかりか、葉っぱが動くと日陰がなくなって困るだろうと思って、葉っぱすら落とせないことになってます。
大事に見守っていてもヘビにやられてしまう巣も多いです。そして、巣立った小鳥たちは、ブドウが熟す頃にはブドウハンターになっている可能性が濃厚!
わかっていても赤ちゃんは可愛い。不可抗力です。アナグマやイノシシの赤ちゃんであってもとっても可愛いのです。

野ウサギもブドウ棚の下に巣穴を掘っているみたいで、仔ウサギが草の中にじっとひそんでます。
私たちの足が触れるくらいまでギリギリ粘って、ひょこひょこ逃げる様子が可愛くて、草刈りができません。
キジとハチ合わせして(キジは虫取りに夢中、私は棚上しか見てないので)、お互いにクケーっとのけぞったり(笑)。
土に開いた小さな穴をのぞくと、野ネズミと思しき灰色の小さなものが瞬速で移動していたり。
動物も昆虫も微生物も、困ったちゃんから、可愛いものまで、いろいろいてのブドウなんだなぁと、つい作業の手を止めて観察してしまいます。

↓ 中には卵が。こうなってしまったら、もう枝を動かせん…
16DB91D4-E615-4F14-B70E-E18469E46479

 

コメント
1. Posted by まきこ   2020年06月04日 09:28
5 まさに、動物たちと共存だね🎵
アナグマはいただけないけど❗(笑)
2. Posted by なぎら釣楽亭   2020年06月04日 09:44
その通りですね、生きとし生けるもの多様性の時代ですから、とは思っても田畑を荒らされるとカーッとなって〰️ブリブリ
今朝国道に例の如くアナグマの死体が転がっていて胸がチクリ⚡️共存共栄は難しい。
それにしても毎度、観察力表現力豊かな文章お見事です‼️次回楽しみにしてます❗️
3. Posted by ひなまる   2020年06月05日 02:40
まきこさん、アナグマはとっても美味しいらしいんです。秋にはうちのブドウ食べて太ってるからいいジビエ料理が出来るかも(^^;

なぎら釣楽亭どの、ブドウの収穫が終わるまで、カーッとなりブリブリする日がたくさん待ってます。ヒナが吠えて追っ払ってくれると「あ、犬がいる」と周囲にもわかって動物が近寄らなくなって効率がいいのですが、全く吠えずにそっと忍び寄って噛みつこうとするタイプので常に1対1で効率悪いです(T-T)
コメントを書く




情報を記憶: 評価:  顔   星