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やまぶどうジュース

やまぶどうの収穫始まる

早摘みのやまぶどう「小公子」のジュース仕込みを終えた。
今年は長雨の影響で粒が割れたりして、私も落ち込んでしまった。
でも、これは自然の中で糧を得る者の宿命。努力で何とか回避できる場合もあるし、できないこともある。
芽吹きの時はサルハ虫の洗礼を受け、夏の雨に打たれながら文句ひとつ言わずに実りをもたらしてくれた小公子たち。
収量は減ったけど、彼らからの精一杯の恵みに感謝したい。

↓ 初収穫を祝って神様にお供え
小公子お供え

ひなまるnekomarusennsei  at 23:31コメント(2) この記事をクリップ! 

DINING OUT TAKETA

Dining Out(ダイニングアウト)をご存知だろうか?
食を通じて地方に残された美しい自然や伝統文化、歴史、地産物などを再編成し、新たな価値として顕在化させ、地域活性化を目指すプロジェクトだ。
このプロジェクトが「竹田の歴史文化、生活文化、食文化を料理する」と銘打ち、5月31日と6月1日の2晩だけ岡城跡で特別な野外レストランをオープンする。
料理人は銀座ESqUISSE(エスキス)のリオネル・ベカ氏。
氏が5感で感じた竹田を、地産の食材を活かし料理として表現する。
聞いただけでもワクワクするこの特別なディナーの食材に、高倉ぶどう園の「やまぶどうジュース(小公子)」が選ばれた。
しかもメインの肉料理に合わせるノン・アルコールドリンクとして提供されることとなった。

今日はその説明会へ行った。
メニューを解説することはできないが、一流の料理人の発想力とはこういうものなのかと目をみはった。
風土に対する感性、あっと驚く食材の使い方・組み合わせ、見た目の美しさ、そして食す人へ語りかけるようなひと皿に込められた思い…全てに感動的としかいいようがない。
1食54,000円という特別なディナーだけれど、それだけの価値があると納得させられる素晴らしい内容だった。
こんな素敵な舞台の脇役に、うちのやまぶどうジュースがキャスティングされたことは本当に光栄なことだ。
体の奥から熱い力が湧いてきた!
サルハムシ取りも全然苦じゃなくなってきたぞ。

Dining Out Taketa http://www.diningout.jp/event-taketa-2014/



ひなまるnekomarusennsei  at 22:11コメント(2)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

やまぶどうジュース

昨日、近所のおばあちゃんたちとコタツでお饅頭を食べていたら、
やまぶどうジュースの問い合わせが立て続けに入った。
まったりとコタツ端会議を決め込む予定が、次々に電話が鳴るので
おばあちゃんたちは「話すにも話せんし、いとまも言えんから、じーっと待っとった」。
ごめんね。でも嬉しい。

まずはお問い合わせくださったみなさま、ありがとうございます。
品切れの期間が長くなり、申し訳ありません。

通常は、秋に仕込んで、冬は熟成、春先にビン詰めというのが製造スケジュール。
2013年秋に収穫したやまぶどうは、14年の春から販売予定だった。
が、昨年末からジワジワ問い合わせが入り始め、中には遠方からご連絡下さる方もあったので、
品質に影響ない範囲で、早くに仕込んだ分については、早めにビン詰めすることにした。

ビン詰めできましたら、ブログ上でもお知らせいたします。
今しばらくお待ちください。

ひなまるnekomarusennsei  at 15:50コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

やまぶどうジュース完売

2012年収穫のやまぶどうジュース、完売しました!
ご購入いただいたみなさま、ありがとうございました。
これからご注文を考えておられたお客様は大変申し訳ありません。
来年のリリースまでしばらくお待ちください。

せっかく待っていてくださる方がいるのだから、もっとたくさん作れればいいのですが、
収穫から選果、洗浄、除梗、搾り、ビン詰め・・・
全てが手作業の本当に100%手作りジュースで、
しかも、ほかのブドウの収穫や出荷の合間をぬって行っているため、
毎年ほんの少ししか作れません。
今年は発売4ヶ月でなくなってしまいました。

もともとワイン用に植えていたやまぶどう交配種。
自家用にジュースを搾って飲んでいました。
でもこの濃さ・味がとてもすばらしく、多くの方にやまぶどうの魅力を知ってもらいたくて、数年の試行錯誤を経てようやく今の形になりました。
今年はがんばって少し多く搾ったので、来年はたくさんの方に飲んでいただきたいです。

2013年のジュースはただ今じっくり熟成中です。


ひなまるnekomarusennsei  at 22:14コメント(0) この記事をクリップ! 

命がけの収穫

やまぶどう畑では、小鳥と狸とテンと穴熊とスズメバチとが、人そっちのけでブドウにかじりついている。
彼らは昼ひなかに、人目をはばかることなく堂々と畑に出入りしている。
ブドウの魅力の前には、人も犬もたいした脅威にはならないようだ.

小鳥と狸とテンと穴熊は、人が近づくと場所を開けてくれるが、
スズメバチは人のほうが遠慮せざるを得ない。
畑に近寄るとブ~ンというたくさんの低い羽音がハモっていて、怖いことこの上ない。
ブドウを握ると、裏側で汁を吸う大きなスズメバチを一緒に握ってしまうことも。
ハチはブドウに夢中で少々のことで刺したりしないが、心臓によくないので皮手袋をすることにした。
手は防御したものの、ブドウ棚の下を歩くだけで前後左右からバシバシぶつかってくる。
そのたびにヒヤヒヤしている。
そのうち、ヘルメット姿で畑をうろつく怪しい人影を目撃することになるかも・・・。

やまぶどうワインの陰に園長の命がけの収穫あり…というお話でした。



ひなまるnekomarusennsei  at 23:32コメント(2) この記事をクリップ! 

黒いダイヤ

えっと、石炭のことではありません。黒いダイヤ
キャビアでもなくて、うちのやまぶどうです。

ジュースに続いて、ワインの仕込が始まった。
収穫したやまぶどうを一房一房点検し、傷んだ粒を取り除き、洗ったら、今度は房から一粒一粒はずす。
全部が手作業。
究極の「手作り」ワインだ。
この黒光り。ピッチピチだ。
ワインは、この一粒一粒と酵母と人が協働で造るお酒。
ぶどうのポテンシャルは最高。
酵母の組み合わせも万全。
あとは腕だけ???
さて、今年はどんなワインに醸されていくのか。


ひなまるnekomarusennsei  at 12:19コメント(0) この記事をクリップ! 

やまぶどうの収穫始まる

やまぶどうの収穫が始まった。
今年は雨が降らなかったため、味も甘味も濃く仕上がっている。
丁寧に選果したあとは、まずジュースの仕込みだ。
心躍るシーズン、始まる 
yamabudou-1選果



ひなまるnekomarusennsei  at 09:10コメント(2) この記事をクリップ! 

やまぶどうジュース販売開始

昨日「やまぶどうジュース」のビン詰めをしました。
とっくの昔からご予約いただいていた皆さま、大変お待たせしました。

今年のラインナップは「小公子」と「国豊」

小公子は甘味と酸味が強くかなり濃厚。ソーダなどで割ってもよいかも。
国豊は甘味と酸味のバランス程よく、スッキリとした飲み心地。
今年こそ絶対飲みたい方はご予約ください。


ひなまるnekomarusennsei  at 23:09コメント(2)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

ジュース試作

とてもブドウらしい香りがするキャンベル。
作業場に1房あるだけで、時折フワッとかおっては記憶の底がくすぐられ、癒される。

子供のころ、ブドウといえばデラウエアとベリーAとキャンベルだった。
そのどれもが、今の主流「種なし・大粒・甘味重視」の高級ブドウとは違い
小粒で、種があるものもあったし、甘味も酸味も濃い庶民的なブドウ。
夕ご飯の後に、洗って瑞々しいブドウが皿に盛られてくると嬉しかった。
小さな粒を、姉妹で争いながら次々にチュルッと吸い込んで、瞬く間に1房平らげた。
そのときの味と香り、お腹いっぱいに満たされた記憶は色褪せない。

そんなこんなで、ワタクシ的にブドウの原点ともいえるベリーAとキャンベル。
幸せな記憶に結びつく美味しいブドウを作ろう、という思いを忘れないためにも、少しだけ作っている。

今回はそのキャンベルでジュースの試作をしてみた。
香りと色がとてもいい!ベリーAはかなり甘味が強いが、キャンベルは果物らしい甘味と酸味のバランスが活きている。
美味しいジュースができそうだ。
でも今年はジュース用に量を確保してなかったので、来秋の楽しみにとっておくとします。
DSCN2467左がキャンベル、右は紅高



ひなまるnekomarusennsei  at 12:11コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

予告:FM大分

ラジオFM大分の方が取材にいらっしゃいました。
その模様は…
10月17日(水) 「ラジオミュージアムたけた」 15時~15時55分
の中の「竹田ん恵み」コーナーで放送されるそうです。

取材のとき、私は倉庫で出荷の作業をしていたので
何が行われていたのか全く知りません。
あの口が重た~い園長が、3人のうら若き女性に囲まれマイクを前にして
いったい何を話したのか……謎だ。

水も砂糖も加えない100%ぶどうジュースのプレゼントがあるので、
よかったら聴いてみてくだされ。

ひなまるnekomarusennsei  at 01:38コメント(2)トラックバック(0) この記事をクリップ!